鈴木亜美さん、雑誌のAMIなど、世の中の女性名としての「AMI」「あみ」「アミ」がGoogleによって危険と認定されブロックされています。
Googleは「あみ」さんが嫌いなのでしょうか?

セーフサーチをオンにしてAMIで検索
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Googleで適当に検索すると、検索結果右上にギアマークが出ます。そこで「セーフサーチをオンに」

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「AMI」はインデクスが約 128,000,000 件もあります。しかし、セーフサーチをオンにするとゼロに。画像もなくなり、生き残るのはニュースと地図の「阿見町」だけ。

AMIが消えた日

通常ならこう出ます。

AMIで検索(セーフサーチ:オフ)
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どうやらセーフサーチがバグっいるようです。Googleが「AMI」をブロックした影響ですがひどすぎです。

アミで検索(セーフサーチ:オン)
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女性が一切含まれない、男らしい(?)検索結果。

アミで検索(セーフサーチ:オフ)
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!?甲殻類も巻き添えにw

Googleがブロック対象とキーワードを管理し、自動判定しているのですが、なぜか「世界中のAMIを消した」と海外のエントリで話題に。

なぜアミが消えたのか?

セーフサーチはアダルトサイトを含む不適切なコンテンツを保有するドメインを「検索クエリ毎」に除外する機能です。しかし、何らかのバグでAMIを一斉にブロックしてしまったようです。

このような巻き添えがあるなら、検索結果(Search)から除外されていないか確認が必要なようですね。

Chromeはデフォルトがオンなのか、あるいはGoogleアカウントの設定か、どちらかで意図せずセーフサーチがオンになっている場合もすくなくありません。

不適切か否かはGoogle検索自身がスパム判定用のフラグによって自動的に検索結果から除外しますから、解除も大変です。

一般的なセーフサーチは

例えば「fc2」や「dmm」のようなアダルト・コンテンツと混在している場合などに「検索クエリ+ドメイン」でブロックされます。検索スパムで検索順位から消えるのとは異なり「セーフサーチをオフ」にすると検索結果に表示され、また、パーソナル検索やプライベートブラウズ(シークレット・ウインドウ)などでも、このブロック効果は有効になります。

「dmm(セーフサーチ オフ)」アダルト動画サービスが1位
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「dmm(セーフサーチ オン)」FXが1位 アダルト動画サービスは消える
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「fc2(セーフサーチ オフ)」ブログサービスが1位
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「fc2(セーフサーチ オン)」投票サービスが1位 ブログサービスが消える
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いずれも該当のドメイン以下にアダルトコンテンツが含まれているためです。

ただ、「Google セーフサーチの誤認を解除する方法」や「Googleセーフサーチ・フィルタが変!?順位に影響有るか?」にも書いたとおり誤認の可能性や、意図せずアダルトコンテンツが含まれている場合(画像等を含む)も発動してしまうため注意が必要です。

ましてや、今回のように「世の中の『あみ』がGoogleによって抹殺」されるような事態になったら悲惨です。