Googleは毎年数百のアルゴリズム・アップデートを行っている。しかし、それは非常にマイナーな変更で、それがアルゴリズムの変更なのか、ナチュラルな順位変動なのかを見極めるのは難しい。SEO対策でアルゴリズム変更と呼ばれているのは、このような小さな変更では無く全体に大きな変動をもたらす主要アルゴリズムの更新です。

2013年上期 Google検索アルゴリズム 主要アップデート(2013/1~2013/7)

パンダリカバリ – 2013年7月18日
パンダアップデートの緩和バージョンを指す。パンダアップデート以降、順位を下げていたサイトからペナルティが解除された。10日程度続き、国内の順位変動も断続的に行われた。

マルチウィークアップデート – 2013年6月27日
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これが何だったのかは判明していない。大規模なテスト(今後起こりうる)を行い、更にそれをロールバック(適用前に戻す)したのではないか?といわれている。あらゆるアップデートの中でも類を見ない最も大きな変動をもたらした。

ペイ・ディ・ローン アップデート – 2013年6月11日
スパミーなワード(消費者金融やポルノ、オンライン・カジノなど)に対してペナルティを与える。米国では大きな変動となったが国内では、ほとんど影響が無かった。

ペンギン2.0(4回目 / #4) – 2013年5月22日
「凄い」と事前に言われていたため、ほとんど変動が無かったのを受け、「誇大広告」と言われた。この後、それがページレベルで厳格に行われたため、遅れて全世界に影響を及ぼした。

ドメインクラウディング – 2013年5月21日
ドメインの多様性を制御するために検索結果の2ページ目以降には同じドメイン・別ページが頻繁に表示されないように制御した。

Phantom(ファントム) – 2013年5月9日
何が行われたのか不明な更新ながら、多くのサイトでトラフィックの損失が確認されたことから、「月例 パンダ(後に毎月行われていることが判明)」、「ペンギン2.0プレビュー」の何れかと言われているが、真偽の程は定かでは無い。

パンダ#25 – 2013年3月14日 / パンダ#24 – 2013年1月22日
2013年最初のパンダアップデート(1/22)と、単独で行われた最後のパンダ・アップデート(3/14)。この後、メインアルゴリズムに組み込まれる事になる。