Googleの検索結果の多様性を、QDD(Query Deserves Diversity)と表すことがある。適切な結果を出せない多様な意味を持つ検索クエリに対して、該当するであろう検索結果を並べる。例えば「QP」は マヨネーズで有名なQPを表示した後、異なる意図(意味)の「QP」を提示している。
Googleが明確に記したアルゴリズムではない。確定しかねている検索クエリの意味に対して「クエリに相当する(Deserves)と思われる多様性(Diversity)」を保った検索結果を返す、一種の検索結果の最適化と言える。(2014/2時点でもQDDと思われる検索結果を返す)
このように検索クエリは1つでありながら、ジャンルや用途、検索意図が異なる記事/商品を並べて「全く筋違いな結果を出してしまう事で発生する検索体験の低下を少しでも回避する」事が目的である。(検索結果からそのような意図が読み取れる)
この言葉を使い始めたのが誰かは不明だが、おそらくmoz.comの運営者 Rand Fishkin氏のDoes “Query Deserves Diversity” Algorithm Exist at Google?(2009/5)であろう。