マットカッツが「ロールアウトした」と発言した、(おそらく)スパム・クエリーを排除するアルゴリズムが大変動を起こしています。
その効果は、ペンギン2.0よりも、パンダよりも、EMDアップデートよりも遙かに強烈でした。これほどの大変動は、最近では極めて珍しいかと思います。
この通称「payday loan」アルゴリズムでこれだけ動くというのは、サブプライムの負の遺産がどれだけ検索世界に入り込んでいたのかを示す例とも言えます。
# payday loan Wikipediaよりー
ペイデイローンは、次回もらう給料を担保に、貸し付けを行う。
通常、利息制限は州法等により10%台となっている。ペイデイローンでは、貸し付け時に貸付金額に加えて(実際には使用できない)商品券をつけ、返済時には商品券の額を含めた金額を返済させることによって、利息制限を回避する手法を取っている。
貸し付け額は小口で、200 – 300ドルくらいという。
サブプライム問題によって生活が苦しくなった個人が、日々の生活費のための資金繰りとして、ペイデイローンに手を出すケースが増えている。
州によっては違法金利になっている例もある。