幸いなことに、自分自身は、ほとんどSEO会社の協力を必要としていません。過去、依頼した事もありますが、不安定でコストパフォーマンスが悪すぎるという印象しか無いのです。
この言葉を出したらSEO的には危険というワードがあります。
「御社の場合、サイトパワーがありますから」「このサイトは少しパワーが足りないようですね」「弊社の施策でサイトパワーがあがります」
何?パワーって?え?
「被リンク数」「コンテンツボリューム」「運用年数」「ページランク」等を見てこう言うのかも知れませんが、個人的にはこの言葉が大嫌いです。根拠が無いですもの。
何となく戦闘的に強い印象は受けますね。サイトパワー。
で、こういう言葉を使うのは、実戦経験の少ない新人営業さんだったりします。とにかく実務経験が無いから、言われたことしかやれません。サイトのプロファイリングもないし、適切なアドバイスも即答できない。日本のSEO会社営業さんは、「顧客はSEOをほとんど知らないから」的スタンスで臨むことが多いですね。なぜでしょう?
だから、サイトパワーという言葉を使うのかも知れません。
リンクを売るだけなので説明のしようが無く、これも仕方ないのですが。
それでも新人にリンク販売営業は向いていないと思います。やはり、数年間はウェブマスターの基礎を学んで、GoogleやYahoo!の広告認定と情報処理に関する資格を1つくらいは取り、最低限のウェブサイト構築技術は無いと無理だと思うんですよね。SEO営業。
まぁリンクを売るだけなので、そんなコスト掛けられないですよね。
個人的には1つのワードを上げるのに、そこそこのサイトから10も被リンクがあれば十分です。被リンクで獲得したスコアを100%活用できるサイトコンテンツを作れば良いのですから。100も200も付けたら管理が大変じゃ無いですかと聞いたら、「サイトパワーが足りないのでそのくらいは必要です。」と言われました。そうですか・・・・・。
いらないです。