Googleが検索クエリを渡さなくなってから1ヶ月以上経過しました。特にこのサイトにおいてGoogleの検索クエリが見えなくなる事はキーワードが見えなくなるのと同じ意味を持ちます。なぜならオーガニック検索の90%超がGoogleだからです。

SEO対策に興味があるユーザは大半がGoogleユーザです。下図を見れば判りますが、圧倒的に(not provided) 。一見すると深刻です。

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つい最近まで、このサイトの検索依存度は90%でした。
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皮肉にも、そして幸運にも「Googleの検索クエリが取れなくなった」件が「海外SEO情報」さんに掲載されたり、少しずつTwitterでRTしていただいたり、「集客チャンネル」さん等に紹介されたりで、そこからのトラフィックが増えて検索依存比率は64%まで減少しました。

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とはいうものの、多数派は検索エンジンです。ですから暗中模索状態である事は変わりません。

この状況で、今まで以上に毎日チェックするようになったのが、以下の点です。

・ウェブマスターツールで全体状況を確認する。
現在は細密なキーワードを拾わずに、全体の露出とクリック数(総数)、そしてトラフィックに集中して、トラッキングするようにしています。
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・特異点(アクセスの頂点)のページアクセスを確認する。
検索の表示回数ピークとクリック数のピークから、興味を持たれた記事をチェックします。
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・現在の主たるキーワードの順位をチェックします。
トラフィックと密接な関係があります。完全一致のキーワード順位から、ある程度の傾向を把握します。例えばアクセスが多かったときのペンギン2.1の記事は現在でも上位にポジションしています。

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手法は稚拙で短絡的ですが記事の傾向からどのようなキーワードで来て、ユーザニーズはどこに有るのかを把握できる事に変わりはありません。纏めてやるか、日々こまめに行うかの違いです。実際に業務で担当しているサイトでも、調べたキーワードを頭に入れてコンテンツを改善する事で若干ながらトラフィックは改善しました。

現時点では、私にはこれが正解のようです。集中するキーワードは見えなくなりましたが、記事の傾向と反応からユーザに向き合う姿勢が強くなったので、それは幸運だと思うことにしています。