Search Engine LandによるとGoogleはGoogle Helpoutsという有償の専門家探しヘルプサイトを立ち上げた。ユーザと専門家の間を取り持つという。
ポイントは幾つかあると思います。
1) 有償の専門家を雇うためのサイト
2) Googleは一切の手数料を取らない
3) 専門家認定はGoogle自身が行う
つまり、Googleが認定した専門家であればユーザを発見する場所を獲得する事が可能であり、ユーザはGoogleに支払うので、たちの悪い自称専門家に騙されるリスクも大きく減ります。
どちらにとっても「良い事」ですが、Googleだけがかなり多くのリスクを背負う可能性もある。間に立つGoogleだけが得をしていないようにも見えます。
実際の所、これはGoogleのためでもある。そこで得る顧客も専門家も良質で、一部のデータはGoogle自身のビジネスに使えるようになるでしょう。例えばレビューや一部の無償の情報等。
この装置が上手く動くなら広告もまた有効でしょう。何よりもGoogleはノウハウの効率的な共有と維持を積極的に支援する事で専門家の時間対課金のコストを低くし、ユーザに多くのメリットをもたらす事でこの新しいビジネスのスタンダードに成る事を目論んでいるのかもしれません。
日本にも欲しい。このサービス。私には勉強したい事が山ほど有り、でも地方だから、中々その機会に恵まれないので、本当に使ってみたいサービスだと思いました。