確かにボリュームあるユーザに役に立つリジナルコンテンツを公開し、周囲の読者に評価されることで検索評価を上げる手法はもはや鉄板のように思えます。しかし、これには多くの落とし穴もあります。これは、私の場合。

6つのネガティブ

躁うつが、激しい

とにかく書いているときは、スピードが乗ると非常に楽しくなってきます。しかし、後半からモチベーションはだんだん怪しくなます。

とにかく、アクセスがありません。「まぁ、評価に時間がかかるのさ」とは思って慰めるものの、1月たっても反応がないと一気に心が落ちます。そう、アクセスが無い。絶望的に手応えがないのが最初の反応なのです。

方針転換をできない

ある程度書き進めていくとコンテンツのキャラ(筆者のイメージ)が固定されます。このキャラ設定で失敗したから別キャラで、とか、このコンテンツで失敗したから別の道をとか、かなり難しいです。スタートのコンセプトは熟慮すべきだし、かといって、試すということが難しいのもロングテール。

キーワード解析は不可能

傾向はつかめます。検索ユーザのクエリは大量に出現します。ウェブマスターツールを使えば情報は豊富。しかし「1クエリ1表示0クリック」の原因を調べるのはやってられないです。改善して「0クリック → 1クリック」にする作業。やってられませんよね。明日は消えるかもしれないキーワードなのに。

結局 アクセス解析主体に

検索クエリとは何だったのか?今、手元で入手できる検索クエリはゴミだらけ。何を指標に解析しますか?「トラフィックとマーケティング」。「おー!只のネットマーケティングやないか!」原点回帰今のキーワード視点なSEOは無かったことに。

想定を外すと順位はそこで止まる

「◎◎でこのくらいの検索順位を取ったら、これくらいのアクセスを見込めるはず。」思ったより順位が上がらず、トラフィックも伸びず、上昇が見込めなければ、改善が難しくなります。数値化できる指標は少ないので、記事を直すといても何を直せばよいのかわからないことも、しばしば。

愛情を失う

そして、サイトへの関心は見事に低下して、リセットしてみたい気分に陥ります。そこでサイトを放置モードに。とにかくトラフィックとコンバージョンを産まないサイトには意味がありません。次の企画に向かうしか無いのです。

コストパフォーマンス

企業においてどんなに長いキャンペーンでも数年続けることは稀ですし、インバウンドの価値が高い業界も限られます。ビッグワードの1ページ目に同じサイトが保持する可能性は20%程度。

席は10枠しか無ですし、ワードの恩恵を100%得られるのは3枠程度、そして、成果を上げるのは結局ビッグワードなら、20%だけ光って、残り80%をスパムにつぎ込むという割り切る方が出てくるのもわからなくはないですね。