COMSCOREの調査(2013/3)によるとBing検索単体シェアだけでも16.5%あり、Bingの検索エンジンを使用しているYahoo!(USA)と併せると、28.3%のシェアを持っている。日本とは検索事情も相当違うようだ。
日本国内、グローバルともにBingのシェアは5%。米Yahoo!のシェアを合算しても13%。Yahoo!JapanはGoogleを採用したのでBingのみで5%。つまり、意外にも日本の検索シェアはグローバルに近い。
http://marketshare.hitslink.com/
対して米国は3割近くがBing系列と、Microsoftもかなり検討している。
http://www.comscore.com/Insights/Press_Releases/2013/3/comScore_Releases_February_2013_U.S._Search_Engine_Rankings
国内でBingに対するSEO対策を深いところまで研究している人は少ないようだ。費用対効果が悪いからでしょうね。ニーズも少ないと言うか・・・。
Bingのウェブマスターガイドラインは、SEMRの渡辺さんも暇なら読んでみたらと書かれていたので読んでみました。要点は纏まっていて読みやすかったですが、Googleと同じでした。
- コンテンツの質(deep contents)
- 外部リンク数
- ソーシャル言及数
- sitemap.xml
- ページ読み込み時間
- rbots.txt
- rel=canonical
- リダイレクト設定
- <title>
- description
- alt=
- h1(Googleよりh1を重視している印象。2つ以上はNG)
- 内部リンクの密度
- URL(日本語URLは嫌われる印象)
- リッチスニペット
- マークアップの正確さ
- アンカーテキストのキーワード
- スパム:リンクファーム、リダイレクト、クローキング、キーワードなど
基本はGoogleと同じなのですが、実際にはコアの部分、例えばバックリンクの評価とか、サイト運用の経過年数の扱いとかはずいぶん違う印象を受けます。ちょっと変わっているというか、不思議ちゃんというか。
米国では人気のゲーム機XBOXとかの標準検索エンジンでもあるので、それなりに需要はあるのでしょうがBingは本当に不思議な検索エンジンですよね。
Googleと検索するとGoogleの検索窓が登場したりしますし。サイト内検索的なものかと思ったら、Googleにジャンプしました。