今すぐスマートフォン対応しないとSEO対策上で順位が落ちると言うことはありません。今のところは。Googleがいつ見解を翻すかは判らないですが、現時点では焦って十分な検証もしないままスマートフォンサイトを構築してしまう方がリスクが高くなります。
■ フルスクラッチは焦らない方が良い
PCサイトと全く異なるユーザエクスペリエンス(UX:use experience)とコンテンツを作ろうとしているなら、リスクが高くなるという点はよく考えた方が良いでしょう。現状はPCサイトをベースとした変換・構築サービスなどでアプローチするのが無難かと思います。
■ データを取って十分検証した方が良い
コンテンツによってはスマートフォン用のUXにすることが必ずしも最適解ではありません。PCバージョン(スマホ対応前)とスマホバージョン(スマホ対応後)の「スマートフォンからのアクセス(モバイルアクセス)」を比較する必要があります。
特に、日本国内の場合ー
・6ヶ月前のデータは役に立たない
・海外の統計は参考にならない
ので、注意した方が良いと思います。この3〜6ヶ月で、ユーザ層も普及率も大きく変化していますので、直近データの比較が必要です。
■ 継続困難なアプローチでテストしない方が良い
・2重管理、重複コンテンツ
・中途半端なスマホ化
・容易に変更できないレベルの作り込み
・結果を数値化できない
等、スマートフォン対応サイトのリスクと手間ばかりが残るアプローチは控えるべきでしょう。
十分な情報収集を心がけましょう。