今回は「GoogleはGoogle+フォロワー数を重視しているかもしれない?」です。moz.comは大量のデータからランキングの基本要因を高い精度で割り出すことが得意な会社です。そのmozがGoogle+のサークル入れられ度とポストの質がSEOに高い因果関係があると述べました。

情報源はmoz.comのブログ記事「google-plus-correlations」です。

検索順位と要素の相関関係を広範囲に調べたところ意外な結果が出たというものです。これによると、ページオーソリティ(ページの質と内部対策)に次いでGoogle+の(サークル)フォロワー数や投稿内容が重要要因であったことです。それはルートドメイン数やFacebookのLikeよりも重要と思われるスコアになったようです。

この相関関係の変化は2011年にmoz.comが発見した「FacebookのLikeはSEOに影響がある」と同様かそれ以上の変化だそうです。

2011年は同様にTwitterの言及数がSEOに影響があることが判明した時期です。しかし、今年に入ってTwitterはnofollowになりました。

ではGoogle+はどうでしょう? nofollowは付いていないようです。マット・カッツ氏はauthor(著作者情報)がSEOに影響がないことを言及していますがGoogle+の他の要因が評価の対象から「本当に外れているのか」は定かではありません。しかし、author(著作者情報)が明らかになっていることでリンク元評価の正当性を担保しているのも確かなようです。(※他よりましというレベルですが。)

推測でしかありませんが、moz.comでは以下のように定義しているようです。
・Google+のポストは、各ポストにユニークなURLが付けられている。
各ポストの冒頭40字前後はタイトルタグに当てられる。
・ブログ記事のように、エントリの質と高ランクの順位は相関関係があった。
共有されるとGoogle+内の内部リンク密度が高まる。

Google自身が「関係がある」とコメントしない限り真実を確認しようがないですが、最近のGoogle+ローカルと挟み込まれる情報の相関関係を見る限り、あながち、的はずれな推測とも思えません。