ペンギン2.1が実行されました。全体の変化は~1%という告知通り、あまり大きな変動は起きなかったようです。友人全員からの情報や自サイト(このブログ)の状況を見ると「ある傾向」が浮き彫りになります。友人全員といっても2名なんですけどね。その程度の情報と思って読むと無難です。

■キーワード「SEO」
SEO会社のランディングページのランクダウンが顕著になっています。
ペンギン直前に50位付近のこのブログは一時的に20位まで上がり、その後、現在の位置(21位)に定着しました。何もしてません。たぶん「タナボタ」です。SEO会社で順位を維持したランディングページは非常に少なく、SEO関連ツールと有名SEOサイトのみが上位にいます。

特に顕著に落ちたのが前回のペンギンで順位を落としたサイトです。ペンギン2.0以降対策しなかったか、同じ手法を使ってしまったのだと思います。ペンギン2.xは従来型のブラックハット手法を確実に補足できるようです。

■indexの浅い組み合わせ
index年齢の浅いリンク元サイト(ドメイン年齢は古いがリンクは最近)とindex年齢の浅い被リンクサイト(新規サイト)の組み合わせの評価が低下しているように見受けられます。「なぜ、こんなに上位に?」というサイトが有るべき位置に下がっていました。

仮に「index年齢の浅いリンク元サイトとindex年齢の浅い被リンクサイト(新規サイト)の組み合わせ」がペンギンに確実に補足されるとすると「リンク売買」はかなり厳しいですね。index年齢とドメイン年齢には因果関係がなく、よくツール等で表示されているGoogleページランク(PR)も関係がないようです。

個人的には【新・Web制作プロモーション時代】の幕開けだと思っています。プロモーションが出来ないSEO会社は生き残るのが難しくなったけど、Web制作もしっかりできるSEO会社は稼げそう!な感じがします。というかSEOがしっかりできるWebプロモーション会社が稼げそうです。

個々のキーワードが取得不可でも、ペンギンで被リンクを潰されても、トラフィックがきっちり出せれば顧客は納得しますので。(言い過ぎですかね?)

■全く動かない
下のグラフだけでは「いつペンギンが来たのか」全く判りません。そのくらいコンテンツ重視のサイト運営は影響が少なかったです。定番キーワードで定番位置にあるサイト群は微動だにせずです。業界傾向で「リンクを買う事を嫌うIT分野ならでは」かもしれません。
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■過去のペナルティから脱却
過去にペナルティ経験がある(ペンギン1.x)という事で、観測させていただいていたサイトがあります。ちょっとのコンテンツ施策では戻らなかったようですが、今回のペンギンで「あるべき位置」に戻ったようです。他人様のサイトなのでトラックしているキーワードは少ないですが以下の通り。

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■自己分析
あくまでも個人見解ですが、グレーゾーン、もしくは完全ブラックな被リンクを受けているサイトは概ね順位を下げてしまったようです。SEO会社は大変そうですね。特にSERPs3ページ目以降に押し出されて、かつ、身に覚えがあるサイトはコンテンツ作成に注力する事をお勧めします。