国内では初のインターネット選挙にあたりSEO対策も様々な取り組みがされていると思う。Googleも警告と注意を促した。だが、その前にすべき事がある。PCとサーバの「身体検査」だ。

SEO対策の前にセキュリティチェックを!

どんなにSEO対策を頑張っても、ウイルスに感染し、クラックされ、サーバの改ざんを許しては、全てが水の泡。政党のサイトは、規模の大小あれど、しっかり更新されている方だが、候補者個人となるとかなり怪しい。

例えば サーバセキュリティの株式会社ラックのブログに以下のようなコラムがある。

「近接国の、政治的抗議行動の一環と推測される日本のホームページ改ざん事件に関して」
http://www.lac.co.jp/security/blog/2012/09/27_column_01.html

SEO対策自体は、既にホームページを開設している場合「選挙区+候補者の個人名」なら、順調に順位アップが狙えると思う。ましてや、合わせてDMを送ったり、動画アップしたりするのだろうから、上がる要素は多い。政党が大きければ、そこからのリンクとトラフィックだけでも十分な評価となるだろう。

しかし、ホームページが改ざんされたとなれば、一転して、検索対象から外れることになる。

ウイルスに感染したサーバをGoogleが検知すると、検索結果に「ウィルスに感染している」旨の警告が出る。何位であろうと関係ない。この警告が出ると、ユーザはまずクリックしない。そして、検索対象から外される。

この4年間の国政選挙で、Googleの警告を受けているページを幾度も見た。あなたの信頼と信用を一瞬で失うことになる。身体検査を忘れずに。