無料ブログは基本的なSEO対策も行えない事が多いですが、それでもSEOの基本に照らすと「最適化可能」な余地は十分あります。

無料ブログのメリットとデメリット

メリット

・ドメインオーソリティが高いため恩恵を受けやすい
・活動量=内部のリンク密度の向上につながる
・ランキングを上げれば集客が楽

デメリット

・ページが多すぎてクロールの優先度が低下しがち
・集めたリンクジュースは吸われ続ける
・スパムが多くGoogleの評価も厳しい

無料ブログの構造を考える

開設したてのブログはとても遠い場所にある

一般的な個人ブログはGoogleから見ると、(論理的に)非常に遠い場所に有ります。
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「入り口に近い=評価が高い」
最も入り口に近いのは、多くの場合「人気ブログ」と「ランキング」です。
「人気ブログ」に近づけば「評価」は高くなります。

近づくとは、「人気ブログ」のどこかに自サイトへのリンクを出現させる事です。
例えば「このブログの読者」や「似た記事」「このカテゴリの新着」などのサイドメニューに着目しましょう。

一気には近づけないので、まずは「狙う人気ブログと同じ層の読者を集める」こと。

そして「読者を大事にする」この一言に付きます。「おもてなし」ですね。

読者が「楽しい」と感じる、「毎日来てくれる」、それが「良質なコンテンツ」。
Googleの言う良質なコンテンツより、遥かに判りやすい指針です。

それと、更新タイミング。無料ブログはアクセスの多い、よく読まれるタイミングをきっちり狙わないと上がれません。
試行錯誤は必要ですが、娯楽系なら、まずは「月」「水」「金」の夕方に投稿して様子をうかがってみてはどうでしょうか。

個人的にはトラフィック=ページ評価というシステムは「理解しやすい。単純明快。」だと思います。
※故にスパムに利用されがちですが。

どのカテゴリを選ぶかでも評価は変わる

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評価が高いランキングページはクローラーが高い頻度で訪問してくれます。運営側が極度にクーロールの制限をしていなければ、その恩恵を得られるはずです。但し、これは上位のランキングだけ。

下位はインデクスもままならない事が多いでしょう。よって超人気のカテゴリで下位に甘んじるより、ちょっとマイナーなカテゴリで上位を狙った方が良い場合も多いので、その辺を頭に入れてカテゴリを眺めてみましょう。

ブログ運用の方針でも評価は変わる

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ユーザ数こそ劣るものの、上位の力が拮抗している方が優位に働く場合もあります。

各ブログの評価例

トップページ

● アメーバ・ブログ
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● ライブドア・ブログ
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● はてなブログ
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これだけ見ると、アメーバが評価が高いことになりますが、入り口から直接の恩恵を受けるのは苦労するでしょう。アメーバは芸能人ブログ優遇ですから。ライブドアは2チャンネル纏め系が強すぎます。この点は「はてな」(はてなはホットエントリ)の方が有利ですね。

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ブログも使い方次第。SEOの基本にかわりはありません。最大のリスクは運営が突然「ブログ」を廃止することです。