インデクスの影響を確認するために長期のテストを行っていました。今回は、備忘録も兼ねて、その確認です。
結論
600~1000程度のインデクスが極端に「良い影響」「悪い影響」を与えることは無かった。
経緯
1. インデクスで無茶をしてみる
カテゴリとタグを大量に付けて、インデクスを無茶な増やしかたしても検索クエリ「SEO対策」の順位は10位のままでした。
その後、他の要因も絡んで8位〜10位を上下しています。
2. カテゴリをnoindexに
結構、無茶ですよね。1,000に達した時点で順次カテゴリをnoindexにしていきました。なるべく1,000をキープするように。
他の要因も絡んでますが8位〜10位を上下しています。インデクスの影響で上下しているとは考えにくいですね。
3. 全体を動かしてみました
WordPressのプラグイン WordPress SEO by Yoastを使って以下を行いました。
・カテゴリとタグを大幅に整理。
・各カテゴリとタグの2ページ目以降をnoindexに。←インデクスが極端に減る
・各カテゴリはcanonical処理追加。
・タイトルをユニークにするためにカテゴリにタイトル書き直し。
※知る限り2ページ目をnoindexに出来るのはWordpress SEO by Yoastだけかも。
これも変化無し。但し、増やすのと違って減らすのは、かなり時間が掛かります。
1ヶ月で、ほぼ2013年6月の数まで減りました。
4. リンクを大幅に外す
途中「SEO対策」関連のリンクを外したのですが影響なし。他のサイト様からリンクを獲得していたので大きな影響が無かったようです。
5. 「SEO対策」の評価が高い記事を外す
検索クエリ「SEO対策」で評価を受けている記事を、一度外しました。一週間も立たずに、1ページ目から消えました。
戻すと復活。大変動中の影響もあるので一概には言えませんが、やはりトップから「押しコンテンツ」への誘導(特にページ上部で)は重要だと思われます。
6. 上げたかった「SEO」
当初の目標は「SEO対策」ではなく「SEO」で上位だったのですが、こちらは最高でも21位。どうしても壁を突破できませんでした。
そこで12月下旬に更に整理しました。それでも変わらず。
では構成を組み直してみよう
流入口を増やした
「インデクス数は気にしなくてOK」という結論に至ったので、「では、クローラビリティと構成変更が、どの程度順位に影響をあたえるのか?」だけに集中。という事で、2014年1月初旬に今の形に。
トップからの導線は増えましたが、「日付アーカイブはnoindex」「2ページ目以降もnoindex」なので、インデクス数自体は極端に増えません。
狙ったワケでは無いですが、「SEO」16位くらいに。で、現在に至ってます。上がったのは他の要因が「大」だと思いますが。
一方で「SEO対策」は危うく
結果として、1ページ目から消えた時とほとんど同じ状態に。「SEO対策」常連10位を譲らないものの被リンクのたっぷり付いたサイトには、さくっと抜かれています。
現時点での評価はー
リンク > ページ・キーワードの一貫性 > 構成 = コンテンツ > インデクス
です。リンクにリンク以外で勝てる方法は・・・・無いか。今のところ。
※このサイトは落ちるの覚悟でやっているので、生活の掛かったサイトでは真似しないで下さい。不運に見舞われる可能性があります。