SEO(検索エンジン最適化)は自分の行動を自分で研究するのが一番早いです。一番多くの気付きを得られます。特に検索結果のタイトルと自分のモチベーションの変化、その時サジェストに出ていたワードなどは、実践に取り組む上で非常に参考になります。
今回は、Kindle Paper Whiteをプレゼントした時の商品レビューに関する検索行動を振り返えりながらSEOにおける「タイトル(title)」の書き方について考えてみました。
Kindle Paper White 贈るために
少し前ですが、プレゼントにKindle Paper Whiteを知人に贈りました。その際の商品評価に関する検索行動です。
まず、検索したキーワードが「Kindle Paper White」
普通のキーワードなら上位に上がってるのを押しそうだけど、商品名を検索する「Kindle Paper White」 で商品説明の記事は押さないですね。なぜなら、Amazonがそれを出しているのは知っていたし、そもそもAmazonを見てから検索しています。
[Kindle Paper White]、または [Kindle] ,[キンドル] と検索している時点で商品仕様以外の何かを知りたがってる。商品仕様だけならAmazonで十分だから誰も押さない。
私が知りたかったのは、まず使い心地です。
ほとんどの上位記事が「Kindle Paper White」の発売や、ファーストレビューでは響きませんでした。
この時、サジェストには気になる「キーワード」が出てました。
Kindle Paper White で気になっていた事
気になっていたのは以下です。
- 本読めるのは知ってるけど、読み心地は?
- 疲れない?
- マンガはどう?
- どうやって本買う?
- 電池は?
- 結局iPadって落ちなんじゃないの?
ズバリのキーワード「kindle paper white 漫画」
ずばりのタイトルを発見。このタイトルは良いと思いました。
▼ Kazuch(カズチャンネル)
http://kazuch.com/
「Kindle Paperwhite」「漫画」「ってどうなの?」
この、タイトルはこの時のモチベーションに完全にマッチしていました。
さらにー
「ジョジョを10冊以上読んで・・」
これがポイント。「ジョジョ」知っている人は多い(と思います)し、「集英社」から出ている事も判る。マンガとしては少し古いが10冊という事は、そこそこ揃ってる。
「10冊以上読んで」ですから、「読みやすかったか?」、「疲れなかったか?」、「そもそも10冊入れられたのか?」など、読み手が勝手に疑問と展開を続けるベストのチョイスといえるでしょう。
実際にサイトに訪れると
Youtubeではちょっと有名な人?良く出来てました。内容は全部判りました。あとはAmazon調べれば十分。
この方のサイトで全て解決してしまいました。そして、プレゼントしました。
購買動機をプッシュする最後のページとして完璧だと思います。
SEOで重要なこと
SEOで理論的に順位を上げて行く作業は重要ですが、上位獲得したのに売り上げには全く結果が出ない事って多いです。多くは、判りきった事には、反応していないだけなのですよね。
月間検索数が多いキーワードで上位表示しても、成果がでない時は、こういう理由の事が多いです。