Google in-depth 正式版ロールアウトしたという記事がGoogle Insightsに掲載されていました。日本での採用は不明ですが、採用されれば検索結果の中央を占有することになります。

Google in-depthの話題は珍しく、Techcrunchにも掲載されてました。

Googleによると、ユーザのおよそ10%がより詳細な記事(in depth)を求めているらしいです。

検索結果の精度が増し、検索品質が上がることは間違いなくユーザニーズに応えられると思うのですが、それは自動判定のアルゴリズムが正しく判定できた場合に限ります。

新たに検索結果ページ(SEARPs)は、いわゆる従来のSEO対策を追い越して、より上位に表示されるようになる可能性があります。今でも1ページ内検索結果は10位といいつつ、ローカルやニュース等を加えた15~20の結果が出ることも珍しくありません。それもユーザエクスペリエンス視点からは「正しい」のですが、それが「スパムの温床」になることも少なくありません。日本語の精度は決して高くないだけに、その可能性も高まります。

また、検索結果ページ(SEARPs)が充実すればする程、2ページ目以降の価値は低くなります。

Googelはこの「より詳細な記事(in depth)」に関してリッチスニペットの記載を推奨しています。今回は「article」関連のようです。データハイライターもありますし、便利なツールも出てくるでしょうからリッチスニペットに関しては心配する必要は無い気もします。

あとは、こうした試みを通じて、Googleの精度が高くなることを期待しましょう。