mozで公開された「Google+1 sはランキングに高い相関関係がある」に対してマット・カッツ氏が反応してしまったようです。完全否定ではなかったことが議論を呼びました。
そもそも完全否定すればよかったのかと思います。例えばGoogle+1はクロールすらしていないし、+1 sのシグナルはルートで削除していると。完璧に関与していないと言えました。また、事実としてTwitterのように、ことごとくnofollowであれば、マット・カッツ氏がコメントする必要も無かったのですが、そのいずれでもなく、シグナルとして拾われランキングにごく僅かでも関与していることは否定しなかった。
どうやら一つのソーシャル・シグナルとしてGoogle+は他のFacebookと同様の評価はありそうなニュアンスでした。あくまで私的なまとめですが私は以下のように主張しているように感じました。
Google +1sであっても、それ以外であっても良いコンテンツであればGoogleは評価する。Google +1sで取り上げられる記事は、共有される=良い記事であり、それは、FacebookであってもGoogle+であっても、Googleは評価する。Google+があたかも有利のような表現をするべきではなく、それを鵜呑みにしてGoogle+を使ったスパムを行わないで、良いコンテンツを書くことに集中してほしい。
もっともですがー
SEO対策には「落穂拾い」が必要な側面が多々あります。ごく僅かなシグナルであっても、有効だとわかれば丁寧に拾っていくことが重要なのです。最も効果のあるリンクビルディングには常にスパム化する危険な側面があり、そのリスクを軽減するためには確実で確証のある活動が不可欠なのです。多くのSEO対策に関わる人がそう感じているでしょう。
やはり、この記事にはマット・カッツ氏は反応するべきではなかったかなぁと思います。