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週末(5/18~)現在に至るまで、変動が続いていましたが、その要因の1つがパンダアップデート4.0だったようです。
今さら聞けないパンダアップデートとは?

今回は以前から予告の有ったパンダップデートの緩和と修正「ソフトかもしれないパンダ」だったワケですが、結果への影響はあまりソフトとは言えなかったようです。影響度は7.8%(Search Engine Land)と、かなりの大型です。(2011年以来)

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今回のパンダアップデートは日本(日本語)も対象のため非常に大きなものとなりました。併せて、「ペイディローン・アルゴリズム」も進行していたため「週末大変化、週明け変化無し」や「週末変化無し、週明け大変化」もあり悲喜こもごもの様相を呈していました。

ペイディローン・アルゴリズムの多国語展開も初めてではないでしょうか。ペイディローン・アルゴリズム2.0などと言われています。

さらに、週末はいつも通りの「手動対策」、そして、珍しく同時に「幾つかの大手無料ブログ/ソーシャルサービスの粛正(低品質なコンテンツの排除/アカウント凍結/ログイン不可)」も行われました。示し合わせたか、偶然かは判りませんが、各ブログ事業者や、ソーシャルアカウントもクリーンナップに動いています。

肝心のパンダの対策は

私見ですが、聖域無き「低品質コンテンツの駆逐」には成功したものの、ただし「コンテンツがそれとなく入っていればOK」というアバウトな領域以上は踏み込めていない気がします。(残念ながら)

上げたいキーワードを「明確にする」あるいはキーワードを意識するよりも「ターゲットを明確にする」方が相対的に良い結果を生んでいます。

自作自演でもバックリンクは慎重に付ける必要が出てきていますね。日本特有だった無料ブログの、ある種ドメインパワーの暴力とも言える強さにも一定のメスが入った事で、「確実に丁寧にサイトを作り込んで行く」取り組みにはブラックもホワイトを変わりなくなったと言えるでしょう。

ある意味、Googleの思惑通りに動いているのかも知れません。