Visuallyに掲載された、IEのシェア(但し、米国)は何と15.1%。すでにマイナーブラウザですね。XPのサポートも終わりが近づき、半ば強制的にWindows8に移行することになり、Microsoftの影響力は下落する一途です。
しかし、SEOには喜ばしいことですね。
長らく王者の座にあったWindows XP+IEの組み合わせは、とにかく「フォントが汚い」「レンダリングが遅い」。そのため、Webサイトを綺麗に見せるには画像を多用する必要がありました。一方で、Google検索は「テキスト優先」「HTML文法厳守」が鉄則です。サイトデザインを維持しつつGoogleに気に入って貰うには「h1の隠しテキスト」「キーワードのフッタ詰め込み」など、イレギュラーな作業を強いられることも少なくなかったかと思います。
現在ではWindowsを含め、多くのデバイスがアンチエイリアス・フォントに対応し、HTML5+CSS3でテキスト装飾が可能になり、画像依存しなくても美しいサイトをHTML文法の枠組みの中で構築できるようになっています。