SEO対策上、記事の更新は欠くことが出来ない重要なテクニック(作業)の一つです。Google検索は新鮮さも重視しますし、インデクスページが多ければキーワード施策も優位に展開できます。ただし、本来は毎日である必要はありません。このサイトでは短期間で上位に入れるためのベストプラティクスを探るために更新を続けています。

目次

検証:インデクスは何ページが適切か?

ゼロ・スタートでインデクスを短期に最大化することを前提に構築を開始しました。かつ、「定期更新が頻繁にあり、コンテンツも多いサイトだな」とGoogleに認識させたいという2つの目的がありました。自分が更新可能なギリギリの作業消化能力が1日1回(正確には1週間に7本のストックを作る)でした。ワードプレスの場合、カテゴリやタグを含めるとインデクスは急速に増えていきます。

その結果:およそ:300 〜 のインデクスで潮目を迎える事がわかりました。他のサイトで、たまたま、逆のパターン、300インデクス→150インデクスに絞った結果、不安定になったことから、現時点での「私の」最適値です。ちなみに、300インデクスであって、300記事という意味ではありません。カテゴリやタグで増量されるので、80記事程度で300インデクスに到達しています。

検証:施策結果の早期確認と改善

大量に書き溜めて、一気にリリースをする事も出来ましたが、敢えてしませんでした。Googleがどのように認識するのか知りたかったのです。結果を確認しながら改善する事により、以後のコンテンツの重要ポイントとスキームが確認出来ると考えました。

その結果:最初は1つだけ認知可能なPR1以上のリンクが必要でした。これが無いと確認可能な圏内には中々はいりません。
さらに、順位が低い時(50位近辺)はバックリンクよりコンテンツのキーワードの含ませ方のほうが重要です。SEO対策のキーワードボリュームに大きく影響されました。

検証:日本語URLの効果

最初はポスト記事も日本語URLで運用していました。新鮮さを判定するアルゴリズムが反応したようでスモールワードでの一時的なランクアップを確認しました。

その結果:日本語URLは効果があると思います。また、Wordpressのタグの日本語URLはSEO対策に若干効果が高いと思います。キーワード上位のタグが全て日本語URLなので。(たぶん。)

ただ、エンコード文字列があまりにも汚く各種チェックツールに並ぶので最終的には使わなくなりました。(海外産のツールを使うことが多いため。)今はタグとカテゴリだけ日本語URLが残してあります。

検証:ページあたりの適切な文字数

まず、ずっと気になっていたのが、ページ当たりの文字数です。そのためにトップもサブページも様々なバリエーションを用意しました。トップも1000字〜8000字で動かしながら運用。この検証は「SEO対策」で15位安定した時点でストップしています。あくまでもコンテンツ系のサイトを前提にしているので、その辺はお間違いないように。

その結果:コンテンツ単体の実力を競うなら、4000字。これはドメインが安定してくればもっと少ない数でも良いかも知れません。2000字では不安定になり、8000字以上は読み手が飽きるので、結果、4000字に落ち着きました。

参考:朝日新聞 トップ 4,000文字(body部のみ)/ Cookpadトップ 2,000文字 /Yahoo!トップ 1,000文字 /Gigazine トップ 4,000文字(body部のみ)※全て日によって前後します。

検証:ページあたりの適切なキーワード割合

「キーワードの含ませ割合など都市伝説である」よく聞く言葉です。が、「英語ならね。」だと思います。日本語の場合、少し状況が違うようです。少ないキーワード率では低い評価しか得られない事を確認しています。

検証したのはトップページのキーワード含ませ方によって、順位変動は起きるか?です。最初の「SEO対策とは? – 検索エンジン対策の基礎」だけ上部固定で長いのは、実は「読んで欲しい」からでは無く「キーワードの割合を計算しやすくするため」です。表示投稿数の増減と、該当固定記事の長さを数回に分けて検証しました。

その結果:現状はキーワード「SEO+対策」が 6.0%~7.0%に極力収まるようにしています。
「SEO対策とは? – 検索エンジン対策の基礎」部分のキーワード率を調整してあるので、残りの9記事(1画面の投稿上限は10記事)が「SEO+対策」を含まなくても6.0%~7.0%に収まります。

検証:Googleはリッチスニペットを重視するか?

リッチスニペットと騒がれていますが、現状、影響はあるのでしょうか?データハイライターやschema.orgのマークアップが影響あるのかを調べました。

その結果:若干、既にあると思いますが、不明部分が多いので今も検証中です。特にウェブマスターツールはインデクスを底上げして肝心の構造化データ側への集計が出来なかったり(ある日は300で、ある日は検出できませんでした 等)と不安定なので安定するまでは検証予定です。

検証:トップページの内部リンクは個別ページのランキングに影響あるか

トップページから幾つかのバリエーションでテストしました。投稿記事を短期間で高いランクに入れ、安定させるためには、どの程度の内部リンク密度が必要なのかを確認しました。

その結果:
トップページから1つのカテゴリのみ(記事も一つ) 「弱い」
トップページから1つのリンク:リンク(テキストアンカー)「やや弱い」
トップページから3つのリンク:リンク(テキストアンカー)「やや強い」
トップページから4つのリンクと要約文:リンクアンカーはタイトル「強い」

そして要約文を削るとランクダウン。復活させるとランクアップを繰り返します。このことから、トップページからのリンクはある程度の厚みが無いとサブページのワードがランクインするのは難しいことが判りました。

ただし、これはこのサイトの構造そのものが原因かも知れません。もう少しテストしたいと思います。

おまけ:カテゴリの構築方針を決めかねた

カテゴリをどのような構成にするか悩んだあげく「考えるのが面倒になったので見切り発車」しました。なのでミニマム構成にしたかったというのもあります。この辺に拙者のいい加減さが、いかんなく発揮されております。で、最終的には評価の高いワードを主軸に組み替えたので結果オーライでしたが。