Google Think Insights にモバイルユーザの検索利用実態(統計)が掲載されていました。非常に興味深いデータも掲載されているので再度ご紹介。SEOはモバイルだからこそ今まで以上に重要である事が判ります。

http://www.google.com/think/

■検索のテーマ
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「モバイルならでは」という特長は以外にも少なく多くはPCでこれまで行っていた事が、モバイル端末に置き換わっただけという事ですね。

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検索する時間帯も移動時間よりオフタイムに集中しています。「小型PCを持ち歩いて愛用している」という傾向が強く出ています。

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利用の68%が自宅。サイトは「モバイル用の軽量化してチープ」にする選択がベストではない事が判ります。モバイル向けにもリッチなUIとコンテンツが必要ですね。

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これも考えさせられるデータです。「ショッピングに行く前に移動中に探す」のは少なく【in store:店舗内での検索】が多い。既に店舗内に入っているので、【モバイル向けに該当エリアから店舗誘導】は見当違いになる可能性大という事になりそうです。むしろ、入ってきた客を逃がさない戦略が必要ですね。

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PCが利用可能である環境でも「電源を入れて」→「起動して」の煩わしさが無いモバイル端末を好んで使うようです。

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モバイル検索から成果に繋がりやすい&最終的な判断に繋げる時のモバイルの因果関係。検索が調査・購買要因に繋がることは周知の事実ですが、PC時代は「事前調査」の必要があり、せっかく店舗まで行ったのに、価格や製品に関して迷いが生じて決定に至らない事もありました。最後の一押しをその場で確認できるようになったのが「モバイル検索の最重要の価値」と言えそうです。

その他は http://ssl.gstatic.com/think/docs/creating-moments-that-matter_research-studies.pdf でダウンロード可能です。非常に多くの気付きがあるので、一読をオススメ。(とはいうもののGoogleだけに一部は話が誇張されているかもですが。)

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