重要な広告スペースを潰してまで表示していたGoogleナレッジグラフ。クリックレートが高いこのエリアのマネタイズは時間の問題だったわけですが、ついにテストが始まったようです。

Search Engine Landの該当記事で紹介されていました。
▼ Google Testing More Ads On Knowledge Graph Panels: Google Play Gets The Spotlight

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現在Google PlayとAmazon、そしてHuluの該当ストリーミングサービスへの誘導(価格付き)が行われている事例が出てきているようです。
物販ではなくストリーミング(Huluは月額を価格として表示)ですが、こうしてSERPs(Search Engine Landing Pages)の価値を奪う広告サービスが増えていくのは少なからず影響が出そうです。

このエリアは、Googleがコントロールしているので、公平性を著しく損ねるのではないかと疑問を感じます。広告はリンクの部分だけですが、検索ユーザ視点では全体が広告コンテンツとして機能するので広告効果は高いかもしれません。

ちなみにナレッジグラフが本気を出すと1位のクリックレートが下がるようなので、そのあたりも要チェックですね。

ビデオ物販は、ある意味相当厳しくなっていると思いますが、これで息の音が止まる業者とか出るのでしょうか?