SEO対策における中古ドメインの考察(1回目) | 最新のSEO対策ならSEO JUMP


SEO対策でサイト順位を上げる手段として中古ドメインの売買が取り上げられることがよくあります。事例を元に中古ドメインのリスクについて紹介していきたいと思います。

【前提】そもそも中古ドメインから作為的に被リンクを貼ること自体がスパム行為です。よって、この記事に書いた内容はクリアしていたとしてもペナルティを受ける可能性があります。

ドメインの基本

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ドメイン登録の仕組み

ドメインの登録は本来煩雑な書類申請とドメインを管理するための仕組みをレジストリの許可を受けて運用し、配分されたリソースの利用料をレジストリに支払う必要があります。それら全てを代行してくれるのがレジストラ(ドメイン登録代行業者)やリセラーです。

期限の延長意思に関係なくレジストラは、登録代行したドメイン分の支払い義務が発生しています。延長意思のないドメイン名は期限後すぐに削除しないとレジストラ自身が支払いを行うリスクが発生します。多くの場合自動更新で、レジストラからレジストリに支払われるため、一定期間を経たら削除を行わないと損失のほうが大きくなります。

スライド1
ただし、レジストラはすぐに次の支払いが発生するわけではなく45日間の支払い猶予期間があります。
この間、どこでレジストラが削除するのかはレジストラの判断に委ねられています。

レジストラの思惑


レジストラによっては、最大限保有し、ユーザに登録を促す場合もありますし即時に削除する場合もあります。
このレジストラ削除後30日間は復旧猶予期間(ドメインの前所有者が申請により取り戻す事の出来る期間)です。復旧猶予期間も必須ではなく、各レジストラによって異なります。

お名前.comに書かれている各ドメインの更新猶予期間。
http://help.onamae.com/app/answers/detail/a_id/8427/~/【ドメイン】ドメインの有効期限が切れてしまいました。復旧はできるのでしょうか?(リセールパートナー)

復旧可能期間中は取り戻せる規定がレジストラ/レジストリ毎にあります。
また、レジストラによっては期限切れ後、自社の名義に書き換えてパークドメインとして保有し続ける場合があります。
ドメインの唯一性とSEO上の価値を考慮して、レジストリに支払っても保持していたほうが、後に利益があると考えた場合です。

ユーザの確保と安定収入を考慮するとレジストラにとってもドメインを手放してほしくないという思いもあります。

それらが複雑に絡み合っているのが現在の「ドメイン」という商品の市場です。

商品としてドメインを見た場合のポイント

・取得ドメイン済み名称は他の人が取れない優位性がある。(価値ある名称の場合)
・短く特定の単語キーワードである場合、ドメインの市場値が高い。
・キーワードと検索広告単価はドメインの価値比較に用いられる。
・こうしたドメインの価値はレジストラの利益を前提としたもの。
・経過年数をSEOの評価としていた(相当古い)検索アルゴリズムを価値としてセールスしている。

SEOから見た場合のポイント

経過年数だけの価値は皆無に等しい。
・中古ドメインがもつプロファイル(過去の被リンク、インデックス履歴、ディレクトリ登録履歴)はSEOに影響がある。
・検索エンジンがリセットと判断したドメイン名は新規ドメインと同様の扱い。
・ドメインがリセットされればスパム歴も原則消える。
・ビッグワード・ミドルワード完全一致のドメイン名はSEOに影響がある。
・キーワード完全一致、部分一致のドメインは高価な中古ドメインとしてしか購入できない場合がある。
検索エンジンの評価は流動的でありドメインのキーワード価値は減少傾向にある。

経過年数だけでは価値がない

経過年数自体は「SEOの評価はゼロ」です。経過年数=SEO価値はGoogle自身が否定しています。

しかし、これにキーワードとの相関関係や過去の活動が加わると、評価も変わります。
SEO業者視点では「SEOの価値に気づかずに放棄したドメイン」は狙い目であると考えています。
選別が極めて難しいですが、中には高い評価を失効直前まで受けているドメインもあります。

次回に続く


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