(not provided)で失ったキーワードが戻ってきました。グーグル・ウェブマスターツールが改善し、流入キーワードの表示回数とクリック数が確認できるようになっています。not providedになってしまったSEO対策に必須のインバウンド・キーワード(流入した検索キーワード)を確認できます。これは、凄い!
検索キーワード数の確認が簡単に
httpsによるキーワードの隠ぺい(not provided)が始まって以来、どのキーワードが、どのくらいのボリュームで、どのページに来ているのかが判りませんでした。
それが見えるようになっています。
上位のページで流入クエリのボリュームが確認可能に
(not provided)以降、ニーズと傾向はページのアクセス数で測るしかなかったので、これでも随分改善しました。
3ヶ月分の検索クエリも反映
レンジを最大の3ヶ月すると値が変化するので(おそらく)過去データもしっかり反映されていると思われます。これで今までのSEO対策に何とか戻せそうです。
各検索キーワードの確認も改善
ドリルダウンした各キーワードをクリックするとどこでボリュームが変化しているのかを時系列で確認できます。
変化率の確認と連携でツールとして一人前に
そのほかの値も充実、改善されています。ドリルダウンしたキーワードをクリックすると各キーワード詳細に飛びます。その詳細はレンジを3ヶ月にshても、過去との変化率(つまり90日以前のデータ)を表示します。
※直近1ヶ月(クエリ「http https」は減っている)
※3ヶ月(クエリ「http https」は増えている)
(not provided)が再度見えるようになっただけ
凄いと書いてますが、以前、見えていたものが、再度見えるようになっただけです(笑)。しかし、Googleウェブマスターツールが神ツールになったかのような錯覚を受けるから不思議です。
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本稿執筆時点ではGoogle Analyticsにはまだ反映されていません。Gooleさん期待してますよ。