【用語解説】SEO / SEO対策 / 検索エンジン最適化
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称。
検索エンジンは登録されているウェブページをキーワード(検索クエリ)と関連づけ検索順位を出す。この時検索エンジンに正しくウェブサイトやウェブページの構造と内容を認識させる事で検索順位で上位表示にする事をSEOまたは、SEO対策と呼んでいる。
ウェブページの更新や新規ウェブページの追加シグナルを検索クローラー(検索ロボット)に伝え、検索結果ページのランキング(Search Engine Ranking Pages / SERPs)内でウェブサイトが上位表示されるように処理、改良を施すこと。
上記を実現するためには、ウェブサイトの登録、HTML構造(文書構造)の最適化、リッチスニペットやヘッダー内の適切なマークアップ、サイト構造の最適化など、多岐に渡る技術的知見が必要とされる。
しかし、Google検索のような外部リンクを重視する検索エンジンの登場と検索市場の独占により、「SEO=外部リンク(被リンク)の獲得」と誤認されるようになった。
外部リンクの自作自演的な獲得手法は、その効果が高い場合もあり、一時的な順位上昇に成功する場合がある。しかし、人為的な検索ランキングの操作はGoogleからウェブスパムと見なされ、自動アルゴリズムによるペナルティを受ける。
そのペナルティを判断するアルゴリズムは成熟しておらず、ブラックハットSEOは未だに横行している。実際には、ほとんど効果のない旧来の手法も「詐欺的営業法」で販売されており、被害も増加している。
日本国内ではコンサルティングとサイト設計のみでSEOを謳う会社はごく少数である。