iPhone5S/5Cが発売されました。ドコモからの発売により国内3大キャリアが全てiPhoneを扱うことになった今回。これはECサイトのスマホ対応を今一度見直す大きな変革へと繋がるでしょう。
私が管理しているECショップのモバイルからのアクセスは2013年4月前後を境に急増しました。
転換点は春休みが終わり、学校が始まった頃からです。(学生用のスポーツ用品を扱っているため)
昨年同月との差は明らかです。スマートフォンでの情報収集はほぼ定着したと言えるでしょう。
そして、このモバイルアクセスの半数がiPhoneなのです。(2013年8月)
しかしキャリア別にみると、総合力でドコモの方が「やはり」強く、ドコモ VS iPhone(au、ソフトバンク)の構図が明確に出ています。(2013年8月)
そのドコモから遂にiPhoneが登場したのですから今まで以上にiPhone色は強くなるでしょう。iPhoneのブラウジングはとても安定していて、特に「購入フォーム」のバグが少ない事も一因としてあります。「Chrome VS モバイルSafari」であればGoogleに軍配が上がる可能性も大きかったと思いますが、現実には端末メーカーの自作ブラウザであり、挙動にばらつきもあるため、「モバイルSafari VS その他のブラウザ」となっているのが現状なのです。
最新型のAndroid端末ですらデフォルトのブラウザは不安定であり、Googleがデフォルトブラウザを強制的にChromeにする決断は「遅すぎた」と言えます。
端末の魅力としては色あせ始めているiPhoneですが、やはり総合的な安定性という意味ではまだまだ王者のようです。
【参考】
スマートフォン対応サイトのSEO対策 – 詳細解説