Googleウェブマスターツール内のデータハイライター(リッチスニペット)とGoogle+でローカルビジネス登録(ビジネスリスティング)すると検索結果のタイトル先頭に店舗名を表示するようです。リッチスニペットの影響でローカル店舗に限りタイトルが書き換わる場合があり、それには法則性があります。
Google ウェブマスターツール内のデータハイライターで設定したローカル店舗名を抽出してページタイトル(検索結果/SERPs内)の前方に表示しているようです。
[店舗名]:(コロン)で区切られているのですぐに判ります。ページのタイトルタグ自体の判定は以前と変わりなく行われているようで、書き換えた事により評価が上下する事は無いようです。
対象となるのはデータハイライターで「地域のお店やサービス」として設定しているアカウント(ではないか)。
確定情報ではありません。何がトリガーなのか判らない部分もあります。例えばデータハイライターは英文で登録しているのに対し、カタカナを判定している点など。Google+のローカルページ登録も行っているので、そちらとも連動しているのかも知れません。
いずれにせよ、かなりインテリジェンスに機能しています。
たまたま、データハイライター設定中にリアル店舗の設定で見つけたので、他のバリエーションも可能性があります。
■ 私が確認した限りでは書き換えられるのは以下の条件のときのようです。
・Google+ページを作成し登録している。
・タイトルに店舗名が入っていてデータハイライターの会社情報と一致している。
・タイトルに店舗名が入っていてGoogle+と一致している。
最初は文字数も関係あるのかと思ったのですが、調べたところタイトルに余裕があるサイトでも発生していました。
ポイントはサイトタイトルとGoogle+ローカル(ビジネスリスティング)の一致部分をきちんと見に行っている、という点と、サイトタイトルを書き換えたら、かなり高速でインデクス側が反映された点です。(2時間未満)
店舗名が先頭に来ている事に気付き、実際のページのタイトルを編集したら、数時間後には検索結果に反映されていました。(タイミングが良かっただけ?)
書き換えが発生している場合は、必ず[店舗名]:(コロン)で区切られているのですぐに判ります。
またフランチャイズ名だけをサイトタイトルにしていましたが支店名「●●店」を追加したところ、それもきっちり置換されました。(データハイライターでは支店名までマークしてます。)
前に来るのを嫌ってリッチスニペットを止めるという選択はちょっとあり得ない。これからを考えたらリッチスニペットは必須。ですから、このパターンの好き嫌いはともかく、「店舗名が前に来るかもしれない」事は想定した方が良さそうですね。
下記記事を投稿時点でこの現象は確認していたのですが、裏を取ろうと調べてましたが、残念ながら、この事象に関する情報は見つからなかったため、発生要素は不確定です。
【SEO内部対策】タイトルだけでも順位は上がる
Google+カスタムURLsや昨日書いたローカル検索の表示変更等、Google+(プラス)ローカルに、かなり力を入れてますね。
モバイル+ローカル・リスティング戦略の一貫なのでしょう。
*自分が管理しているサイトの多様性(EC,リアル店舗,B2B)で気付く事が多いですね。この環境は恵まれているなと、しみじみ思いました。