ウェブマスターツールはサイトの健全性とGoogleの評価などのベーシックな情報を確認する上で欠かせません。
可能であれば毎週、最低でも毎月一度は確認しましょう。
ウェブマスターツールの定例確認箇所
メッセージ
「新しいメッセージまたは新しい重大な問題はありません。」メッセージがないのが普通。
ここに届くメッセージは警告が大半です。
1.エラー:ダッシュボード
まず、DNS、サーバー、robots.txtにエラーが出てたら深刻です。めったに出ません。長期にサーバーが止まっていたりクロールに異常が発生していますので確認しましょう。
「見つかりませんでした」は、「リンクにミスがある」「ページURLを変更した」などが原因です。
2.URLエラーの確認と修正
URLをクリックして、リンクURLとリンク元を確認。
リンク元が他サイトの場合、自分では修正できませんが獲得したリンクを放棄していることになるので ー
・リンク元が順位に影響があるサイトでしたら修正依頼をサイトオーナーに出しましょう。
3.リンク一覧の定期的な保存
精査する必要がなくても、一定間隔でダウンロードして保管しておくと、検索品質ガイドラインに抵触したスパムリンクに気づいた時や、警告を受けた時に、不良リンクを排除するのに役立ちます。
SEO会社に再審査リクエストをお願いするときも、このリンク一覧があると、処理は極めてスピーディになります。ペナルティ対応には必須の情報なので保存を。
4.検索クエリの増減
細かなクエリまで確認する必要はありませんが、増減はチェックしましょう。いつもどおり更新しているのに大きく減っているときは、検索順位がダウンした可能性大です。
更新しないと減少幅は大きくなります。特にウェブマスターツールが新しい仕様になってから、その傾向は大です。
5.構造化データの確認
半年前とは異なりリッチスニペットの順位影響が出てきていると思われます。
■ Google リッチスニペットでマニュアルアクションを実行
改善すると同時にデータハイライターのマークアップも更新しましょう。