初の具体的な警告例かも知れません。リッチスニペットの偽装評価に対してマニュアル・アクション(手動対策)の通知が送信された事がGoogleのウェブマスター・ヘルプ・フォーラムに投稿されたようです。(Search Engine Land Round Tableの記事より)

【リンク】 ウェブマスター・ヘルプ・フォーラムの投稿

▼ 投稿されたGoogleからの警告文

Spammy structured markup
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Markup on some pages on this site appears to use techniques such as marking up content that is invisible to users, marking up irrelevant or misleading content, and/or other manipulative behavior that violates Google’s Rich Snippet Quality guidelines

【リンク】 リッチ スニペットに関するガイドライン

・ユーザーに一切表示されないコンテンツをマークアップする。
・関連性がない、または誤解を招くコンテンツ(虚偽のレビュー、ページの内容と関係のないコンテンツなど)をマークアップする。

今回はマークアップのフェイクに対する警告です。Googleの評価を不正に操作するためにマークアップが記載されていた事に対して手動対策を行ったようです。

ページ上に表示されていないレビューや評価を含むリッチスニペットや著作者情報をページ内に埋め込んでいるとしたら、確かにそれはフェイクですね。もし、突然レビューが検索結果に出なくなるサイトがあれば、それはペナルティを受けた可能性があるかも知れません。

著作者情報も再度審査されているようです。

この前の記事、著作者情報のリンクがnofollowになった事も考えると、Googleは著作者情報とそのレビューを「評価の対象にする」ウォームアップを始めたのかも知れません。

ご注意を。

それにしてもseroundtable.comの情報収集能力は凄いですね。Barry氏ほどのレベルになるとたれ込みも多いのでしょうね。

▼ Google Sends Manual Actions For Rich Snippet Spam & Spammy Structured Markup