3.リンクビルディング&ソーシャルメディア
数百万〜数億のページの中から「偏り無く1位」を決めるのは極めて困難です。より、公正に、より正確に検索者のニーズに応えるために「オーソリティ(権威)」を評価の重要な要素としています。
かつては「リンク数」でした。それが、単なるリンクでは無く「ランク付けされたリンク」に代わり、さらに「意味づけされ、ランク付けされたリンク」が評価の絶対的な指数となりました。現在では「継続的な評価を受けている、意味づけされ、ランク付けされたリンク」が評価の対象で有り、「嘘」は見破られ(つつ)あります。
しかし、それすらも「偏り無く1位」を決めるのは困難な状態となり
・リンク元のコンテンツの新鮮さ
・リンク元の評価年数
・リンク元の人物像(含む・ソーシャル評価)
など、リンク元の質をより深く探り、高く評価する傾向にあります。
逆に、不良なリンクは、リンクされたサイトの評価まで傷つけることになります。Googleのペンギンアップデートでは、身に覚えがない(いやーたぶん身に覚えはあるのかも知れないがサイトオーナーがそれを不正とは思っていなかった)ペナルティでランクを大きく落としたサイトが数多くありました。
今でもリンクの売買は行われていますが、ペナルティを受けないためには、これまでのような一気に数百〜数千のリンクを売買する乱暴な方法は一切通用せず、失ったリンクの再構築も困難な状態に陥っています。
唯一有効なリンク獲得手段は、そのサイトのため「だけ」にコンテンツを作り、ユーザからの一定の評価を受けた後に、あなたのサイトにリンクを貼る方法だけです。時間も根気も、なにより膨大なコストの掛かる作業です。
これらのリンクビルディングから置き換わりつつあるのが、FacebookやTwitter,Google+のようなソーシャルメディアです。ソーシャルメディア・マーケティングは時として熱狂的なファンにより圧倒的なトラフィックと大量のリンクを産みます。あるいは、簡単な会話、挨拶程度であっても互いのコミュニケーションは間接的にSEOに良い影響を与えます。
ペナルティを受ける危険性がある旧来のリンクビルディングより遙かに建設的に効率よくネットワークを再構築可能にします。
潜在的な顧客達に到達するための素晴らしい機会でもあり、地域(ローカル)との重要な関係を構築する事にも役立ちます。これは、後にサイトオーナーとしての価値を高めることにも役立つでしょう。
あわせて、既存のコンテンツを活用し、新たなコンテンツやウェブベースのプロモーションを生成するための最良の手法を特定するのにも役立ちます。
【SEO対策の基礎学習 目次】
- 【学習】SEO対策の基本アプローチ
- 【学習】SEO対策の基本アプローチ|ローカル検索
- 【学習】サーバとSEOの関係性
- 【学習】ドメインとSEOの因果関係について
- 【設定】ドメインの選定
- 【学習】ページランク
- 【設定】Googleウェブマスターツールの設定
- 【設定】robots.txtの書き方
- 【内部施策】titleタグの設定とキーワードの配置
- 【内部施策】descriptionの設定とキーワードの配置
- 【内部施策】スマートフォン対応サイトのSEO対策
- 【学習】検索クエリの理解|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】DO-KNOW-GO|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】ウェブスパムの定義|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】SEO対策でやってはダメ。キーワードスパム|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】リダイレクトスパム・広告スパム|Google検索品質ガイドライン
- 【内部施策】スマートフォン対応サイトのSEO対策 – 詳細解説
- 【内部施策】ページ表示速度を高速化させる17の方法(HTML/CSS篇)
- 【内部施策】ページ表示速度を高速化させる方法(サーバ・プログラム篇)
- 【外部対策】SEO対策の基本事項を再チェック