この章のSEO対策は比較的古くから検索順位に悪い影響を与えるとされているキーワード・スパムです。SEO対策経験のある方には新しい発見が無い情報かも知れません。
SEO対策でやってはダメ。隠しテキスト・隠しリンク
ユーザのためで無くSEO対策で検索エンジンを騙す目的で隠しテキストが配置されている場合があります。
隠しテキストの手法は以下の通りです。
・背景色と同じ色
・非常に小さな文字(1ポイント/1ピクセル)
・極めて最下部、あるいは右に大量配置(横スクロールはあまり行わない)
・表示領域外に配置
隠しテキストは以下の方法で発見できます。
・ブラウザ内で「全て選択」
(※青白反転されて、背景色混同された文字も読めるようになる)
・CSSを無効にする。
・Javascriptを無効にする。
・ソースコードを表示する。
SEO対策でやってはダメ。キーワード・スタッフィング
検索エンジンのページ解析の判断を誤らせる事を目的に、特定のキーワードをページ内に大量に配置する場合があります。これをキーワード・スタッフィングと言います。
・ページ上に同じキーワードが何度も繰り返される。
・ページ上にスペルミスのキーワードが何度も繰り返される。
・文章になっていないキーワードの羅列がある。
・機械的に作られたと思われる意味の通らない文章。
アルゴリズムでは判定できない場合がある。キーワード・スタッフィングがスパムである事を知っているウェブマスターが意図的にキーワードをちりばめる場合がある。
このような場合は、目視にてユーザの立場に立って詰め込みすぎであるという場合にのみ、フラグを付けてください。単にキーワードの数だけでフラグを付けないでください。
URLキーワード・スタッフィング
URLにキーワード・スタッフィングが施される場合があります。URL内にハイフンで囲まれたキーワードを多く詰め込んでいます。これらをハイパーリンクにて囲むことであたかも、そのページに誘導しているかのように見えます。
※ URL自体がGoogleに重視されているからという意味ではありません。単なるテキスト詰め込みではキーワード・スタッフィングと判定されることを知っているウェブマスターは、あたかも誘導リンクであるかのように見せて、キーワードを配置します。
以下はその例です。
<a href=”http://frat-boy-blog-gay.grandbrooklynlodge.cn/boy-brief-frat-in-their-wet.html“>http://frat-boy-blog-gay.grandbrooklynlodge.cn/boy-brief-frat-in-their-wet.html</a>
【SEO対策の基礎学習 目次】
- 【学習】SEO対策の基本アプローチ
- 【学習】SEO対策の基本アプローチ|ローカル検索
- 【学習】サーバとSEOの関係性
- 【学習】ドメインとSEOの因果関係について
- 【設定】ドメインの選定
- 【学習】ページランク
- 【設定】Googleウェブマスターツールの設定
- 【設定】robots.txtの書き方
- 【内部施策】titleタグの設定とキーワードの配置
- 【内部施策】descriptionの設定とキーワードの配置
- 【内部施策】スマートフォン対応サイトのSEO対策
- 【学習】検索クエリの理解|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】DO-KNOW-GO|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】Googleがコンテンツを評価する5段階指標|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】ウェブスパムの定義|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】SEO対策でやってはダメ。キーワードスパム|Google検索品質ガイドライン
- 【学習】リダイレクトスパム・広告スパム|Google検索品質ガイドライン
- 【内部施策】スマートフォン対応サイトのSEO対策 – 詳細解説
- 【内部施策】ページ表示速度を高速化させる17の方法(HTML/CSS篇)
- 【内部施策】ページ表示速度を高速化させる方法(サーバ・プログラム篇)
- 【外部対策】SEO対策の基本事項を再チェック