この章では、<title>の書き方について解説します。SEO対策【SEO内部施策】でタイトル(<title>)は極めて重要なタグで有り、順位決定の大きな要素の1つでもあります。

■この章の目次

SEO対策【内部施策】におけるタイトルタグの重要

<title></title>タグはSEO対策にとって最も重要なタグであり、Googleにそのページの「クエリ(キーワード)」を示す重要なシグナルになります。Googleに対して、「このページが何をテーマとして、どのような内容を表しているのか?」を意思表示するのが<title></title>タグです。

何の指定もない場合、Googleがタイトルを自動生成します。しかし、それがあなたのサイトを適切に表しているとは限りません。検索エンジンから適切な評価を受けるためには、タイトルタグも慎重に考え、それが検索結果に確実に反映されるように設定する必要があります。

● キーワードを詰め込みすぎるとスパムと判定されます。文体を成していないものは、評価を得られません。
● 正しく、判りやすい日本語で書かないと正確に読み取れないため評価を下げる可能性があります。
● 文字数が多すぎると、前後何れかが省略されます。こちらも、検索エンジンに判定を委ねることになりますので、期待したSEO効果を得られなくなります。
● 文字数が少なすぎると説明不足として評価を下げる要因となります。
● 他のページと同じタイトル(重複タイトル)は評価を下げる要因となります。

SEO対策のポイント

1)20文字以上、35文字以下でそのページの表題を入れる。

2)順位アップさせたいキーワードは前方に配置。
NG: △△△△△△△△△△△△[キーワードA]
OK: [キーワードA]△△△△△△△△△△△△

3)複数のキーワードの組み合わせの場合は、できるだけ密接させる。
NG: [キーワードA]△△△△△△△△△△△△[キーワードB]
OK: [キーワードA&B]△△△△△△△△△△△△

4)文章化する。単語の羅列を避ける。
NG:母の日,花,フラワー,SEO花店,プレゼント,ギフト,花屋,生花,配送
OK:母の日のフラーワーギフトは送料無料のSEO花店へ

5)過度なキーワードの詰め込みは行わない。
NG: [キーワードA][キーワードA][キーワードA][キーワードA]

6)多様な表現がある場合:各ワードによって順位が変わるか事前に検索して確認しましょう。
例)「PC」「パソコン」「パーソナルコンピュータ」

Google インデクス後の確認

1)「キーワード」 site:[サイトURL] と検索して確認
site:コマンドを使用することでインデクス結果を確認出来ます。この時どのようにタイトルが表示されているか確認します。誤りがあったり、不十分だと感じたら、修正しましょう。タイトルタグのコピーライトは何度も推敲して、自分の意図が上手く伝わるようにしましょう。書き方、コピーライティングの技法と同様です。

2)ボールディング(太字)されている場所を確認
キーワードに合致した部分は、ボールディング(太字)されます。強調されると人の目はそこに集中するため、着目率が高くなり、印象も強化されます。その結果、検索結果のCTR(Click To Rate:クリック率)が高まるため、検索順位が上がりやすい環境を醸成できます。着目率を上げる事が重要です。

CTRが高いことをgoogleにアピールすることは順位アップに繋がる1つの手段です。

3)タイトルが変更されていないか確認
Googleはページとの関連性を考慮してタイトルを変更してしまうケースが有ります。それはきちんとタイトルを記載している場合でもです。この現象が起こるのは希ですが、キーワードの配分やテキスト量、広告の数などから勝手に判断してしまったのでしょう。このような場合は、タイトルよりも内容を見直した方が良い場合があります。

検索結果表示後の改善

1)頻繁に変更するのは好ましくない。しかし、ページの特長を表していないタイトルは変更すべきでしょう。
2)上位にランキングされたライバルサイトと比較して、ユーザ視点で改善しましょう。

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