Google ページランク(PR | Page Rank)とは

「Google ページランク」あるいは「Google PR / Page Rank」。SEO対策の情報関連サイトでも頻繁に出てくるワードです。Google検索の要とも言える、このページランクは、「高い」程に検索順位に影響があるとされています。しかしなが、私たちがツールなどで確認出来るページランクと、「実際」のGoogle検索の間には大きな隔たりがあります。

*簡単に出来るページランク確認方法。SEOチェキ http://seocheki.net/

SEOチェキ

 

ここで確認出来るGoogleのページランクとは外見上のサーとのトータルの評価で有り、絶対値ではありません。

各検索キーワード(検索クエリ)個別にみると、サイトのページランクが低くてもトップ表示できるキーワードもあります。そもそもSEOツール等で取得できるページランクは3~4ヶ月に1度程度のスパンでしか更新されず(2013/12/6更新)、リアルタイムに検索順位が変化していく「今のGoogle検索」からすれば「参考程度以下」です。

 

しかし、検索キーワードとの関連性を元に刻々と変化する【Google検索の特許技術である本当のページランク】は極めて重要です。この情報はGoogleの最高機密に当たり、公開されていません。

 

【ページランク】あらためてページランクとは何か確認しましょう。

・ページランクは200あるといわれる順位決定方法の1つに過ぎない。しかし影響度(加重度)は高いと推測されている。

(影響度が高いように感じるのは、僅かな評価変化で順位が入れ替わるシビアなキーワードに限ってかも知れない。)

 

・各ページには必ずページランク用の得点が付けられる。それは0~10といったおおざっぱなもので無く、極めて細分化された得点である。

(かなり以前の言及でイリノイ大学がUniversityで694.xxxと6桁で書かれていた。今ではもっと細分化されているかも知れない。)

 

・算出方法は外部からの被リンクの総和と、そのサイトが外部へ発しているリンクの総和の比較である。

 

・被リンク元(外部のリンクしてくれているサイト)の該当ページにも得点がついており、その得点の累積が自分のページの基礎得点となる。

 

・リンクを受けるとページ評価が僅かながら上昇する。これは、リンクされているサイトから「評価ポイント」を貰っていると考えると判りやすい。

 

・他のサイトにリンクするとページ評価が僅かながら下降する。これは、リンクしているサイトへ「評価ポイント」を与えていると考えると判りやすい。

 

・そのページの発リンク数(リンクの数)によってポイントは分割される。100箇所にリンクすれば、1リンクのポイントは百分の一になる。

(※厳密には、ここにも特許アルゴリズムがあり均等分割されるとは限らないが。)

 

・ページランクの高いサイトはより多くのポイントをページ単位で保有する。よって、同じリンク数でも、より高いポイントを渡すことができる。

(※厳密には、ここにも特許アルゴリズムがありページランクが高いからリンクポイントも高くなるとは限らない。)

 

・上記から、相互リンク等は必ずしも公平にリンクポイントの交換がなされているわけでは無い。

 

・上記から、発リンクが多すぎるとページランクは下がることになる。(多すぎる=ページ当たり100以上とされているが真偽は不明)

 

・加えて(ここまでで気付いていると思うが)、1000の被リンクをもらうために相互リンクで1000のリンクを発していたら評価にならない。

(※厳密には、ページ単位の評価なので、互いのリンク先が異なれば、様相は変わってくる。しかし、これがリンクファームで有り、当然Googleはその抜け道を潰してくる。)

 

最後に

ページランクが考案された当時(1998年)はウェブページが300万程度しかなかったため、ページランクは検索順位に著しく高い影響を与えた。現在のウエブページは数千倍、数万倍になっており、ページランクの交換が検索結果に影響をもたらす可能性は僅かである。

 

リンクされることが重要なら、リンクして貰えるような記事を書くのが「一番」ではある。

建前ぬきにして 相互リンクも有料リンクも有用な場合はあると思う、しかし、割かれるコストと労力の割に実入りが少なく、リスクは最大で有り、決してオススメではできない。

 

【SEO対策の基礎学習 目次】