サイトを開設した後、手順を踏めば、ある一定レベルまでは確実に上がります。
サイト開設前の事前準備
プロフィールの準備
都度考えていると時間が掛かりますし、スペルミスがあると勿体ないので準備しておきましょう。
- サイト名(タイトル)
- サイトURL(WWWの有無は統一する事)
- 自己プロフィール(16文字、32文字、100文字)
- サイト・プロフィール(16文字、32文字、100文字)
▼ 【SEO内部対策】タイトルだけでも順位は上がる
http://seo-jump.com/how-to-rewrite-website-title/
セットアップの初期
アカウント取得の一部はより強固な認証が求められます。必須と言えるでしょう。
- アカウント取得に使用するメールアドレス
- アカウント承認用携帯電話番号(任意だがあった方が便利)
- FTP可能な接続環境(任意だがあった方が便利)
基本アカウントの取得
最低限取っておきたいアカウントです。
- アカウント管理に使用するメールアドレスを統一する。
- Googleアカウント(Google全サービスに使用)
- Yahoo!Japan ID
- Microsoftアカウント(Bing用)
- Twitterアカウント
- Facebookアカウント
キーワードリサーチのためにできれば
広告出稿が目的では有りません。中のツール(キーワード関連)を使用するために必要です。
- Google Adwordsアカウント
- Yahoo!リスティング アカウント
他のアカウントの取得(任意)
必須ではないですが、連携させておくとフォロワー獲得にも役立ちます。
初期の勝負コンテンツ
- 上位を狙えるスモール・キーワードでコンテンツをセットする
開設当初から上位を狙えるスモール・キーワードで「お悩み解決」系のコンテンツを1つ必ず書いてセットして下さい。初期から50位内を狙えそうなコンテンツで小さなワードでもアクセスがあればドメインの価値が上がり、各キーワードで順位を上げる最初の燃料となります。
例えば、このサイトは[robots.txtの書き方]でスタートしました。良いシグナルはGooglebotsをより頻繁に引き込む重要な要素となります。
サイト開設直後
内部対策の確認
- h1タグは1つだけか?
- HTML/CSSの構文エラーは無いか?
- リンク切れは無いか?
- URLの表記は統一されているか?(末尾の/index.html有り無し等)
- パンくずはセットしたか?
- 文字化けを起こしていないか?
- スマホできちんと見えるか?
- IE10,IE11,Chrome(最新),Firefox(最新)できちんと見えるか?
- サイトマップはあるか?
- ソーシャル系ボタンは機能しているか?
- 画像のalt内は正しいか?
- ブラウザエラーは出ていないか?
サイト管理ツールのセットアップ
最低限やらなければいけない事。これが無いと始まらない。
- robots.txtの設置[参考]
- sitemap.xmlの設置[参考]
- Googleウェブマスターツールの開設[参考]
- Googleウェブマスターツール用サイト認証
- Google Analyticsの開設
- Google Analytics用サイト認証
Google+
- Google+アカウントの取得
- Google+のプロフィール欄にサイト登録
- Google+ページ(ローカル、団体、個人のどれか)の開設
- Google+のURLリンク(著作者情報)を自分のサイトにセット
- Google+バッジを取得し自分のサイトにセット(任意)
Googleウェブマスターツール
- sitemap.xmlの登録
- feche as Googleの実行
- 著作者情報の登録と確認(G+)[参考]
Google Analytics
- Google Analytics Profile作成
- Google Analyticsタグの貼り付け
- 実アクセスの確認(リアルタイム)
Bing登録
- MSNアカウントでBingに登録
- Bingの認証
Alexa登録(任意)
- Alexaアカウント取得
- Alexaの認証
アカウント間接続(必須)
アカウント間接続はサイトの形式(HTML手動かCMSか)で異なります。
- サイトとTwitterの発信を連携
- サイトとFacebookの発信を連携
- サイトとGoogle+ページの発信を連携
その他のアカウント間接続(任意)
アカウント間接続はPINGとRSSが有ればより簡単になります。
- IFTTTならGoogle+以外の全てに連携投稿可能です。
- IFTTT → Buffer → Google+のコンボでGoogle+ページに登録できます
- Dlvr.itならRSSを更に内容調整してTwitter/Facebook/Google+に投稿できます。
更新の拡散
- PubSubHubbub/PING[参考]通知
- IFTTT の発信を確認します
- Dlvr.itで発信を確認します。
metaタグの確認
ヘッダ内のタグ漏れが有ると上がらない。効果が薄くなります。
- <!DOCTYPE>宣言
- 文字コード
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=[Your charset]” /> - IE互換
<meta http-equiv=”X-UA-Compatible” content=”IE=edge,chrome=1″ /> IE互換モード - viewport指定
<meta name=”viewport” content=”width=device-width,user-scalable=no,maximum-scale=1″ /> - rssリンク
<link rel=”alternate” type=”application/rss+xml” title=”[Your Site]” href=”[Your Site URL]” /> - ファビコン(無いとエラーが返るので)
<link rel=”shortcut icon” href=”/favicon.ico” type=”image/x-icon”> - タイトル
<title></title> - 正規化
<link rel=”canonical” href=”[Your Page URL]” /> - 著作者
<link rel=”author” href=”https://plus.google.com/[You]”/>
<link rel=”publisher” href=”https://plus.google.com/[You]/”/> - Facebook
<meta property=”og:locale” content=”ja_JP” />
<meta property=”og:type” content=”website” />
<meta property=”og:title” content=”[Your Page Title]” />
<meta property=”og:description” content=”[Your Page content]” />
<meta property=”og:url” content=”[Your Page URL]” />
<meta property=”og:site_name” content=”[Your Page Title]” />
<meta property=”fb:admins” content=”[Your Facebook APP ID]” /> *このサイトの場合です
- ogを敢て書いているのは投稿時にFBで再整形して綺麗に見せるため
- <meta name=”robots” content=”index, follow” />(*記述不要 )
- Twitterタグ(*任意)
▼ rel=”canonical” 属性について
https://support.google.com/webmasters/answer/139394?hl=ja
サイト開設後【数日後〜】
Googleウェブマスターツール
- エラーが出ていないか確認
- インデクスされているか確認
- 著作者情報を再確認
- データハイライター登録[参考]
Google Analytics
- エラーが出ていないか確認
- トラッキング確認(自分のアクセスがカウントされているはず)
- 自己(自社)IPアドレス除外フィルタ設定
Bingウェブマスターツール
- エラーが出ていないか確認
- インデクスされているか確認
※Bingは文法に厳しく、それはGoogleでは重視されていない事も多いです。ただ、綺麗な文法の方が好ましいと思います。
サイト開設後【1週間】
各SEO関連ツールでチェック
▼ SEOツール一覧
- 各SEO対策ツールで確認・チェック
- Open Site Explorer(初期はクロール要請のみになる)
- Ahrefs(初期はクロール要請のみになる)
Googleウェブマスターツール
- サイトリンクを確認する
- エラーを確認し修正する(特にスマートフォン)
- ページスピードを確認し可能な部分を修正する
- リッチスニペットが正しく認識されているか確認する
- sitemap.xmlが最新か、確認する
- 検出されたキーワードを確認する
キーワード確認表を作る
- キーワードリストを作る
- 今後狙いたいキーワード群を整理する
- ライバルリストを作る
- GRC等のランキングチェッカーにセットする
- キーワードとコンテンツ(作成候補)の対応表を作る
「順位が上がらない」「サイト名ですら検索されない」と掲示板などに相談するケースも多いようですが、まずは手順を確認しましょう。